2010-02-19 Fri
皆さま、こんばんは。またまた真夜中です。
昨日、和歌浦の萬波さんにてネットショップのセミナーがあり、行ってまいりました。
講師の平山佐知子先生はデジタル女将としてネットショップ事業を成功なさっている方です。
平山先生の印象は・・・ひとことで例えるならば、とても頭が良くて掴み所のない人という印象です。
言うなれば、あの方のような何も捕らわれず自分の思いだけで行動できる人、というのが世の中を先導していく方、まさに「オンナ版龍馬」なのだろうなと思いました。
苦を苦とも思わず、失敗を苦にもせず飄々と現実を受け入れ、それを糧に生きる方・・・生きていく上でそれ以上に強いものはないと思います。
ワタクシは真似することも出来ません。
日本の旅館って・・・結局はどうなのでしょうね。すごく考えるきっかけになりました。
先日の井門先生にしても平山先生にしても、学ぶべきところ納得するところは多々ありました。
どちらもドライで合理的な方策を打ち出して様々な成功事例を示される、その一方で彼らは結局日本人であるDNAの良さを全否定できていないのです。心の奥底で先生方に迷いがあるのがわかるのです。
反論していくことが評論家であって先導者の使命なのか?今ある現状を何かしら光りあるものに変えることより、新たな道を生み出すことが光を当てられる手っ取り早い方策なのか?
「旅館は変わっていくべきである」と平山さんは言われました。
それも然り。そのとおり。
時代に沿って変えなければならないものがたくさんあります。
でもその反対に変えてはならないもの、もそれ以上にあると思うのですよね。
京都などの伝統工芸従事者が敷居を低くして、時代に沿うよう試行錯誤されているのも生き残るため。
けれど先生は実際には旅館をあまりご存知のないらしい。
ゆえに「旅館は変わるべき」とおっしゃったことにすこし嫌悪感を抱いたのは否めません。
はるか昔から息づく伝統、日本人の倫理観、結局は心安らぐ基本・・・いかに合理化され刷新されることがあろうとも、旅館業にかかわった者の使命として守り抜かなければならないものがあるはず。
だって、需要があるから衰退はすれど継続しているのです。
衰退は単に景気のせいですか?自己努力の如何で良くもなり悪くもなるのではないでしょうか?
売れないから根本的に旅館の方式自体が悪い、それではビジネスホテルで十分なのです。
それを涙ながらに専務に訴えると「日本人やなぁ」と一言。
とにかく、頭の悪いワタクシにはおっしゃる内容が難しく抽象的過ぎて、またハナシが複雑に飛びすぎて、小学生の国語から学ばなければならないなと反省致しました。
でも・・・
平山先生は、ご主人ではなくご自分のことを愛されているのだと思いますよ。でも、結局のところみんなそうですから。
ワタクシの不勉強にも気付け、いろいろと学ぶきっかけとなりました。
ありがとうございました。
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2010-02-17 Wed
皆さま、こんばんわん。今日は終日食事処についての会議。
しかし・・・
急に風邪をひいてしまって鼻水じゅるじゅるで、終始タオルを顔に当てながらの会議でした。泣
ぐるぢ~~ぃ!目の下にもクマが・・・。
明日は和歌浦でセミナー。
というわけで、早く治さなきゃ!
今日は早く休みます。スミマセン。
皆さまも風邪引きくれぐれもお気をつけください。
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2010-02-16 Tue
皆さま、こんにちは。外出嫌いのワタクシのネットショッピング好きはスタッフ間でも有名。笑
以前からとても興味があったけれど、二の足を踏んでいたもの・・・とうとう手を出してしまいました!
これです!
そう!着物なのです。
大好きな塩沢紬です。
塩沢紬しかない独特のシャリ感と控えめな柄がすごくスキなのです。それにとても軽い!
なんでもネットで買える便利な時代。
それに低価格競争で今や安いお店を探しわざわざ出向く手間が省ける上、ネットが一番安かったリする。
まさにワタクシのような自堕落な者にはうってつけのシステム!である。
で、そうそう。
しかし、いくら安いといえども、やはり着物は高価なもの。
実物はいかがなものかとワクワクして箱を開けました。
反物の状態で送られてきて、目で確かめ気に入ればお仕立てもします、という段取りでこと細かな寸法表が同封されています。
まさか、反物と出来上がってきた着物は別物・・・て訳はないでしょう。笑
店頭で買うより値段がビックリするほど安いもので少々半信半疑なのですが、色合いも織りの質感もすごく気に入り、お仕立てに出すことに致しました。
そのほかにも、草履と帯揚げ帯締めを。
草履は4千円台!
帯揚げ帯締めに至っては・・・なんと!¥525でした!ありえへん・・・。
帯締めも正真正銘しっかりした品物で、しかも¥13,440のタグが・・・いったいどうなってんの?
嫁入り道具に着物10点ほど、知り合いの卸問屋ですごく安くしてもらったけれどかなりの出費でしたよ。それを考えるとなんだか腹立たしいほどの値段。
着物って・・・高価だから普段着にはできない、普段に着ないから着物離れが進む、ますます買わないから高価になる・・・負のスパイラル成立ですね。
でも、思うに着物ほどおしゃれなものはないのです。
結婚披露宴など華やかなパーティーの席でどんなに高級でおしゃれなドレスを着ていても、一点華やかな着物姿に勝るものはありません。
お若い方ほど着物を着られてはいかがでしょうか?
自然と立ち居振る舞いやマナーは美しくなるし、姿勢も良くなるし、いいこといっぱいあると思うのですが。
彼との特別な記念日デートなどで着物で現れたら、きっと最高!
ちなみにワタクシのささやかな夢は、世界の各国で着物姿でお食事~~~なんて夢のまた夢ですが。笑
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