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お料理の提供方法
皆さま、こんにちは。


夏休み最後の土日、一部ではもう新学期を迎えているお子様もいらっしゃるようですが、最後の力を振り絞ったような真夏日でしたね。

暑かった~~~汗



今日はまじめにお料理のご提供方法についてのお話を。

時代が移り変わるごとに世の中の嗜好も変わります。そのつどニーズに柔軟に対応していくことが宿の仕事にも求められます。

一昔前・・・といえども、かれこれ20年ほどまえのバブリーな時代は、旅館の宴会料理といえば会席10品ほどが席に着く前から豪華にずら~っと並べられ、それこそ大名様のようにどれから食べようか?なんていうのが当たり前でした。そのほうが喜ばれた時代だったのです。
それが個人のお客様に移行していくとともに、旅館であっても一品出しが主流になりました。

その一方で、大変残念なことに一品出しに馴染みがなく、旅館は団体料理、と固定観念を持った方がまれにいらっしゃいます。わりとご年配の方が多い気がします。

かなり前になりますが、実際に6人ほどの男性ばかりのお客様にひどくお叱りを受けたことがあります。
「料理が貧相で食べる気がしない!」とのこと。
お部屋にお伺いし、おひとつずつ後からお出しする旨をご説明申し上げてもご納得いただけませんでした。
コンパニオンが2人入ったご宴会でしたので、サービスの者が頻繁に出入りするのを嫌うのはわかっておりました。また不慣れで気の利かないコンパニオンだったため、その辺のお怒りもあったのかもしれません。


当館ではお客様が着席される前に並べているのは、前菜と小鍋ぐらいであとのお料理はすべて一品出しです。
前菜なども開始のほんの数分前に並べられます。

熱いものは熱いうちに、冷たいものは冷たく・・・料理人の技と思いをそのままお客様に届けて心ゆくまで堪能してもらいたい一心でスタッフは頑張っております。
天ぷらが冷たくて硬かったり、お吸い物がぬるかったりしたらかなりがっかりしますものね。
サービスのスタッフもお箸の進み具合を見ながら、タイミングよくお出しすることに終始気を使います。
ただ、うまくいかないことももちろんあります。
ペースが思いのほか速くて次のお食事に間を空けすぎてしまったり、繁忙期などはスタッフが走り回るも、どうしても手薄になってしまいご迷惑をお掛けするときもあります。
試行錯誤を重ねながら、最善の方法を模索しております。


さて、明日からは9月。
秋のメニューに変わります。

今朝、なんと90歳のおばあちゃまといらっしゃったご婦人とお帰りの際お話できました。
「おばあちゃんが、お料理がとてもおいしいと、何一つ残さずいただいたんですよ」ととても嬉しい言葉をいただきました。
せつないほどの嬉しさで胸がきゅんとなりました。
「いつまでも、お元気で。またお越しくださいね」とお話致しました。

もっともっとお客様に喜んでいただけるように・・・。
これからもスタッフと頑張らなきゃ!


| hiina | 16:24 | comments (x) | trackback (x) | マジメな旅館のお話 |
和歌山加太の旅館、淡嶋温泉大阪屋ひいなの湯。夕陽の眺めが美しい露天風呂と新鮮な魚料理をお楽しみいただけます。

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すすんでいます
皆さま、こんにちは。





今日の加太は曇りがちながら初秋のいいお天気になりました。







この秋からを目標に、お食事どころをリニューアルする計画が少しずつですがすすんでおります。

この不況の時代に逆行することに迷いがないかといえば嘘になります。




専務は流されず冷静に見る目と判断力を持っていますが、ワタクシはどちらかといえばええかげん人間。

慎重かと思いきや妙なところが結構大胆で「いけいけ~!やっちゃえやっちゃえ~!」ということも多い。笑




でも多少の借金を背負おうが、自分の身の丈を知った上での冒険は生きていくうえで必要不可欠な投資だと思います。

たとえは悪いですが、ほら、蛍光灯の下に群れて元気に飛び回る虫のように、明るく元気でいつも前向きに挑戦し続けているところには人も必ず集まる!と思うのですよね。

逆に陰気なところは人も敬遠します。

こんな時代だからこそ敢えて元気良く挑戦!




建築の先生がせっせと作ってきてくださった模型。

こうして立体的になると出来上がりの想像がしやすいですね。同時にわくわく感は限りなく膨らみます。



また、追々経過報告させていただきマス。

| hiina | 11:59 | comments (x) | trackback (x) | マジメな旅館のお話 |
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やっぱり故郷はいいものだ
皆さま、こんばんは。




ワタクシはつくづく“水”に縁がある・・・と自分で思っているのです。

生まれ育ったのは近畿の水がめ琵琶湖のほとり、奥琵琶湖。


遠くに浮かぶは竹生島。弁天様が祀られています。





こんな緑豊かなところです。冬には真っ白に雪化粧。息を呑むほど美しいのだよ。





そして嫁いだ先は太平洋が目の前のわきゃやま。





そうそう。

皆さまにオススメがあります。仏教像好きにはたまらないでしょう。
それは、滋賀県高月町の「渡岸寺の国宝十一面観音像」。

撮影禁止なので写真はありません。が、ネットでもご覧いただけます。が、実物にかなうものなどない。



ワタクシは全国のものはあまり知りませんが、数少ない経験の中からこれ以上の傑作・これ以上の美しい観音像はない!!!と思う。

周囲360度どこから見ても完璧ともいえる絶妙なバランスの中で存在している、現存しているなかでは珍しい像です。


世の中の善悪をすべて飲み込んだ慈悲深いお顔、細く引き締まり強くひねった官能的ともいえる腰つき、自然に前に踏み出す右足・・・。

ほんっと~に美しすぎて、ぽけ~っと1時間は見ていられます。

へへ、1時間は無理かな?
・・・あ、でもオプションで車でほんの15分のワタクシの実家に行けば、振る舞い好きの気のいい親父が確実に酒を振舞ってくれるでしょう。笑

観音像と親父に興味のある方はワタクシまで。笑




百聞は一見にしかず。

文化財好きの方、ぜひぜひ見に行ってください。オススメです。


| hiina | 22:52 | comments (x) | trackback (x) | そのほかのこと |
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若女将の日和見日記 2007年11/3以前はこちら

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