2011-08-09 Tue
皆さま、こんにちは~(^0^)FM802の人気DJ加藤真樹子さんから、このような結構なものをいただきました。
パッケージがカワイイ!
先日、お食事&飲み会をご一緒した際に、なぜかこの{ふりかけのり}がとても美味しいという話題で盛り上がり、後日に興味津々だった真樹子さんあてにお送り致しました。
当館売店でも好評です!
すぐに丁寧な字で書かれたお礼のお手紙をいただき、そしてそれだけで終わらずこのようなお菓子まで・・・。
しかも、大阪の美味しいものはいろいろご存知だろうから、とわざわざ彼女のふるさとの宇都宮市からお取り寄せしてお送りくださいました。
明るくて、周りへの気遣いも出来、とても小柄でキュート。それに加え、このような細やかな心遣いがさらっとできるとても素敵な真樹子さん、ますます大好きになりました。
もう、嬉しくて感激です。
皆さまから頂戴するいただきものはスタッフのパワーの源です。
食いしん坊のスタッフの多い「ひいなの湯」、早速みなでいただきましたよ~!
見てください、この可愛い顔を。笑
接客係の”れい”です
これを食べて、午後からも元気いっぱい笑顔のおもてなしを致します!
ありがとうございました。
2011-08-05 Fri
皆さま、こんにちは。宿の調度品や備品は消耗品です。
一年365日を数年間・・・長く使っていると、当たり前ですが傷が付いたり壊れたり・・・。
使用頻度の高いものほど傷みも早い。
それはそれで仕方のないことなのかもしれません。
それ以上に困るのは、ごくまれにお客様が故意に持ち帰ってしまわれること。
特にお風呂の時計、シャンプーやリンス・洗顔石鹸(それくらい買ってくださいよ。笑)
あるべきものがあるはずのところから忽然と消えている、他のお客様にご迷惑がかかる非常に困る事態になります。
宿の備品というのは何処までが持ち帰っていいものか、また否か、規約として文書化されたものはありません。どこのお宿もお客様の良心に委ねている、というのが実状だと思います。
以前、某有名人気旅館さんの口コミを見て考えさせられたことがありました。
おそらくよほどモノがなくなることが多かったのでしょう「宿の備品は持ち帰らないでください」と部屋に注意書きを置かれたことへの、厳しいクレームでした。
寝た子を起こすようなそこまでの具体的な提示は、私自身も正直正しいとは思えませんでした。しかし、同じ宿の経営者、気持ちは痛いほどわかります。
館内に何気なく置かれている装飾品、調度品、それぞれに小さいながらも思い入れがあるものです。ワタクシ自身が外出先では、見るもの聞くもの食すもの、すべてが宿に使ったらどうだろう?と直結してしまう癖がありますもの、そのときに出会ったものはやはりひとつひとつが大切なものなのです。
また、お客様からのいただきものをお部屋に置かせていただくこともあります。
心を込めてお作りになったもの、また、ウチのことを思い買い求めてくださったもの。
それらは一点しかないほんとうに大切なもの。
でもそんな心無いお客様はごくまれです。
ウチは高級でもない田舎宿ですが、ほんとうにいいお客様に恵まれています。
さきほど、先日ご利用いただいたHさまから丁寧に書かれたお手紙が添えられお菓子が届きました。
3日ほど前のお電話で、お部屋に置かれたスタンド式の写真立ての足を子供が少し壊したので弁償したいとのこと。
帰られてから思い出し、わざわざお電話くださったのです。言わなければわからない程度なのに。
ワタクシが「ご丁寧にありがとうございました。もうお気持ちだけで結構です。またぜひお越しくださいね」とお話しました。
お菓子は、そのことに対してのお礼とお詫びのお品でした。
このような心の美しいお客様がいらっしゃるのです。
がっかりすることも時にありますが、元気をいただくことのほうがはるかに多い。
手紙を読みながら、またもや泣き虫バカおかみになってしまいました。
素敵なH様、ほんとうにありがとうございます。
H様にたくさんの幸せが降り注ぎますように・・・和歌山からお祈りしております。
2011-08-04 Thu
皆さま、こんばんは。とても嬉しくておめでたいご来館があったので皆さまにご報告したくて。
昨晩からご宿泊いただいてました神戸からお越しのYさま6名様、昨年の夏に続き一年ぶりのご来館でした。
さて、なにがおめでたいか?
実は・・・なんと!Yさまファミリー、97歳、92歳、88歳、85歳の誠におめでたいご長寿のご両親が2組、そして60歳代のご夫婦なのです!
スタッフ皆もこの再会をとても喜びました。
杖は必要ですし、お耳は遠いですし、やはり少しの介助はいりますが、とにかく皆さまお元気です。
お料理も美味しい美味しいと大喜びでほぼ召し上がってくださったとのこと。
なんて嬉しいことでしょう!
また、お帰りの際、素敵なシーンがありました。
97歳のおばあちゃまに21歳のひ孫のようなスタッフがご健康を祈り「長寿梅」の実を差し上げました。「長寿梅」とは四季折々に花が咲き、黄金の実がなる事から、昔から珍重されてるとてもおめでたい木です。
すごくいい香りがします
調理長の心尽くし
「ずーーっと、お元気でいてくださいね」とお渡しすると笑顔で受け取って、そっと実の香りを楽しまれました。なんてカワイイ!
それからスタッフが靴を履かせて差し上げると、おばあちゃまが両手で彼女の頬を挟み何度も撫でながらお礼をおっしゃるのです。その光景はなんだか神々しくて・・・またしても感動で半泣きになりながら見入っておりました。
お代金をいただいて、しかも「ありがとう」と感謝される仕事って・・・旅館に嫁ぎ何年も経ちますが、こういったシーンに出会う度に、こちらが感謝の心でいっぱいになります。
精一杯おもてなしすることの大切さを実感致します。
来年も必ず元気でお越しになると約束してくださいましたものね。
白寿のお祝い、そして100歳のお祝い、ぜひぜひ「ひいなの湯」でやらせてください。
ほんとうにいつまでもお元気で。
出会いに感謝しつつ、スタッフたちとともに精一杯、両手を振ってお見送り致しました。
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