2008-11-06 Thu
皆様、こんばんは~。外は大雨です。
子供のときの雨は結構好きでした。
わたくしの母は「♪蛇の目でお迎え嬉しいな~♪」なんて、なまっちょろいことはしてくれませんでしたが。笑
でもお客様にとっては邪魔な雨。だから、わたくしにとっても天敵です。
とっころで~~~大好評の「赤ちゃんもママも安心プラン」!
お粗末ながら、わたくしがお作りしている離乳食もとっても喜んでいただいております!
毎回、心を込めて愛情をたっぷり入れて作らせていただいております。
今日は7ヶ月の女の子。めっちゃくちゃ可愛い!!ですよ~。
サツマイモとしらすのおかゆ、にんじんと南瓜の和風スープ、トマトのデザート。
絶対に決めていること。
お出迎えの時はなるべく、赤ちゃんのお顔を見るようにしております。
理由の一つには、いろいろな事をチェックするため。成長の度合いが実際に会わないとわからないから。
生まれて1年間赤ちゃんは、人生において一番急激に大きくなる期間です。
それゆえ成長の度合いに大きな開きがあります。
例えば同じ10ヶ月であっても大きい子、食が細そうな小さな子、この子ならモリモリ食べてくれるだろうな、とか少し固形にしても大丈夫だなというのが経験からすぐにわかりますので。
もう1つの理由は、ちいさくったって立派なお客様。
お客様のお顔を記憶し、思い返しながらお料理するほうが絶対楽しい!
小さなお口を大きく開けてパクパク食べてくれるのを想像するとそれだけで「よ~し!頑張るぞ~!」と元気がでます。愛情スパイスも倍増です(^o^)
わたくしは調理人ではないですが、作る側の人間としてお箸の進み具合というのはふつうに気になります。
子供の味覚というのは、まだ完成されず真っ白な状態ですから、不味けりゃ絶対食べないしある意味とても正直で厳しいお客様です。
だから、一切手を抜けません。
小さなお子様の記憶には残りませんが、成長過程でわたくしの作った料理を食べてくれた!というだけで自己満足に浸っております(^_^;)
何よりも、子供は無垢で清らかで美しい。
一日ずつの大切な経験の積み重ねが人格を作っていく。
まっすぐ健やかに育ってほしいと心から願います。
2008-11-04 Tue
皆様、コンバンハ。今日の夕陽は雲の傘を被ってました。
たそがれる美女一人・・・・・・・・あ、ダメ?
そうだろな。
かっこつけても「太陽にほえろ」のテーマソングを口ずさんでちゃダメだよな~。
パラパ~パパラ~♪
それにしても、スコッチ刑事の沖雅也、色っぽかったな。
死んでしまっては、話にならない。もったいない。
太陽もそうだけど、ものごとも直視しちゃいけないよ。体に悪いから。
俯瞰で見る練習、その度合いが人生の楽ちんさを決定するのだよ。
肩の力抜いたら、とにかくいろんなことをとりあえずやってみる。
すると、食って行くため働くことに集中するシンプルな答えにたどり着く。
それを幸せだと思える。
人間って所詮みなちっちゃな動物ですから。
誰に言ってるのかって?
沖さんがダンディなおっちゃんになっていたら、嬉しかったな~。
悩みがあるなら、私に一言相談してくれればよかったのにィ~笑
こんなふうに訳のわからんことを考えながら、「太陽にほえろ」がぐるぐるまわってる。
2008-11-03 Mon
皆様、こんにちは~(^_^)最近、バナナダイエットなるものが、流行っているらしいですね。
朝食にバナナを1本食べるとみるみるうちに痩せるのだとか。
テレビの番組で取り上げられると、もう翌日にはスーパーのバナナが品切れ状態。
ほんまに「右に習え」の国民ですね。(^_^;)
それでも、痩せると聞けば、ちょっと試したくなるのが人情ってもの。
わたくしも日本人のハシクレ、へっへっへ・・・ちょびっと試してやろうとバナナを買ってきましたがな!
されど、バナナ一房5~6本、買い物するにもかさ張るし重いし結構大変なのです。
それに、子供たちに食べられたら2日ほどでなくなるんだもん。とうてい続くわけない。
「おかあさんのやから食べるな~!」なんて子供じみてて言われへんし・・。
ほんまに3日坊主で終わりました(>_<)とさっ!ちゃんちゃん!
バナナといえば、決まって思い出すことがあります。
小学校5年生のときのこと。
わたしのふるさとは、滋賀の琵琶湖の北部、冬は豪雪地帯になるド田舎です。
小学校も1年から6年生まで全て一クラス、ずっと同じ仲間と机を並べての6年間ですから、皆とても仲が良かった。
今でいう、「いじめ」らしき深刻なものもなかったなぁ。
で、クラスに必ず2~3人はとても大人びたしっかり者の女の子がいますよね。
Yちゃんもその内の1人でした。
Yちゃんは年の離れたお姉ちゃんとお兄ちゃんがいる末っ子、そのせいで5年生なのにお料理は上手、手芸などのお裁縫も上手。落ち着いた喋り方、物腰や考え方が既にオトナでした。
ある日、給食に1人1本ずつのバナナが出ました。
その日、私もYちゃんと数人で給食当番をしておりました。
その中の1本がモンキーバナナのように小さく、しかも固くて色も何だか茶色でいかにも不味そう。
どう見ても不良品でした。
そのバナナの存在を知ってか知らずか、あえて誰も口に出しません。無言の中に「誰がこれを食べるか?」とお互いちょっとけん制している空気がありました。
私も「どうしようかな」と気にしていましが、何も言いませんでした。
その時。
Yちゃんが、なんにも言わずサッとそのバナナを机の下に隠したのです。
もちろん自分が食べるために。
まだ子供の5年生の私は想定外のYちゃんの行動にビックリしました。
自分が犠牲になることなど考えもつかなかったからです。
Yちゃんは結局だれにも言わずにそのB級バナナをそっと食べました。
甘くおいしいはずのバナナの思い出。
あのときのYちゃんへの尊敬、それになんだかわからない軽い嫉妬と羨望、複雑な感情が甘酸っぱい思い出として懐かしくよみがえります。
痩せようというもくろみははるか彼方へ。
「腹が減っては戦は出来ぬ」と都合のいい良い訳で今日もガッツリ食べる私です。
でも、ヒトのおなかを満たしてから、最後に自分が食べるようになりました。
バナナをこっそり食べるYちゃんの姿がまぶたに焼き付いているから。
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