2015-06-08 Mon
皆さま、こんにちは~(*^_^*)後悔先に立たずとは言いますが、私も子育てについては後悔だらけです。
私は小さいころから絵をかくのが好きで、ほんの少しですが人より得意分野だと自負しております。
その絵について、先日ムスメと二人で一緒に映画を見た帰りのこと。
ご飯を食べながらの他愛もない会話。
ムスメが何気なく言った言葉がいまだにズシリと心の中にいます。
「お母さんがシュンヤ(弟)の保育園のシューズバックに描いた「怪傑ゾロリ」の絵がめちゃくちゃ羨ましくて、お母さんに私も描いてって何度もお願いしたけど描いてくれなかった・・・」(怪傑ゾロリとは当時子どもたちの間でとても人気だったアニメのキャラクターです。)
え?・・・・・・・・。
私はそんな絵を描いたことすら覚えていません。
だからもちろんムスメが描いてとお願いしたことも覚えていない。
「そんなことあったのぜんぜん覚えてないわー。ごめんなぁ」
軽く受け答えをしました。
おそらく、、、フリーハンドで描いたその絵が私自身気に入らなかったのだと思います。
ところが、小さなムスメにとっては「お母さんスゴイ!」とまるでマジシャンのようにその絵が目に映ったのでしょう。
それなのに幼いムスメの小さな切なる望みにさえ応えてあげられなかった自分。
いまだにそのことを覚えているほどの、その時のムスメの寂しい心の内を思うととても申し訳なく切なく悲しくて。
本当に情けなくなりました。
確かにそのころ今以上に仕事が激務で、心身ともに全く余裕がありませんでした。
子どものことは必要最低限しかかまってあげられない状況でした。
それなのに幼いムスメに
「大きくなったらお母さんと一緒に映画観たりショッピングしたりしようね」
母に甘えてくるムスメを忙しいと突き放すくせに、自分は辛くて涙することがあるたびにムスメを抱きしめながらこう言っていました。
ああ。
ごめんなさい、反省。
忙しいときは放りっぱなしのくせに都合のいい時だけ母親になる、与えるより与えて欲しいといつまでも未熟だったのはこの母親です。
後悔先に立たず・・・。
今頼まれたらよろこんで描くけど、時すでに遅し、今となってはムスメの方がはるかに絵が上手くなりました。
世の中のお母さま方、子どもはすぐに大きくなりますよ。
かけがえのない一瞬一瞬を大切にしましょう。
でも「人生は取り返しのつかない事よりも、取り返しのつくことの方が圧倒的に多い」そうです。
私もこれから取り返そうと思います。
ムスメ10歳の頃
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