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考えたこと
皆さま、こんにちは。





今更ながらですが、ワタクシ女将であって母親でもあります。

母親業でこのところ愕然とすることが身に起こり、愚かさに自問自答する毎日を過ごしております。



「親の背中を見て子供は育つ」

昔からそう言いますよね。

何かと仕事優先の毎日だったワタクシ、親が一生懸命頑張る姿を見て子供たちはまっすぐ育ってくれる、そう信じて疑わずこれまでまいりました。

ところがところが。

言葉通りにはいかないのだ、と。



振り返るといろいろ思い当たる原因はあります。

特に、我が努力不足は否めません。

でも客観的に鑑みるに、一昔前、日本全体がまだモノ不足で贅沢は許されなかった時代と現在の感覚ではかなりの開きがあるのです。

モノが溢れ豊か過ぎる現代の子供たち、モノに対する愛着や人に対しての感謝の心など昔と同じであろうはずがないのです。


同時に、はたと気が付いたことがあります。

子供たちは神様やご先祖様に手を合わせたことがあるだろうか?


それを考えたとき、宮崎駿アニメの世界が頭に浮かびました。

宮崎アニメが訴え続けるのはおそらく「森羅万象、神の手から生まれた、神に感謝せよ」

そう、そういうことなんだ。(と勝手に納得。笑)


神様仏様ご先祖様に手を合わし{いまここに生きること}への感謝の気持ち。

日本人が忘れてはならない日本の心を、親や教育者は教えているだろうか?

子供たちは脈々と受け継いで行けているだろうか?なんだか危機感が生まれます。



確実なのはワタクシは出来ていない、ということ。

三つ子の魂、とは言いますが、今からでも決して遅くはない、やって無駄はない。

お仏壇に手を合わせ、すべてのものを感謝し崇める心を育てようと思います。



そんなことを考えながらの見上げた空。広がる美しい海。

まだまだ・・・ですね。放り込まれた海でアップアップしています。

でも考えれば考えるほど気付きはあります。素晴らしい人と関われば関わるほど学びがあります。



間違っていてもいいや。

胸を張って笑顔で天を仰ごう。そうすればきっと万事なんとかなるよ。




| hiina | 18:52 | comments (x) | trackback (x) | 徒然なる思い |
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