2008-05-11 Sun
皆様、こんばんは。今日は世間では「母の日」。
しかし、ウチにとってはあまり関係のないいつもの忙しい日曜日。
４年生になった娘が、毎年カーネーションをくれます。４年前初めてもらったのは１本だけでした。
少しずつ貯めた小銭を握りしめ、少し離れたところにあるお花屋さんに自転車で１人買いに行ってくれたのかと思うと、愛しさで胸がいっぱいになりました。
今年は色とりどりの５本。照れくさそうにはにかむ笑顔が、ずいぶんお姉ちゃんになってきました。
子供はたくさんの喜びをくれます。
「あなたが健康で幸せやったら、お母さんは他に何もいらんねんで」。心の中はそれしか思ってないけれど「ありがとう。嬉しいなあ～」ってぎゅっと抱きしめました。
田舎の母へも毎年何か贈らなきゃ、と思うのですが忙しさにかまけて結局ほったらかしです。
いつも「ありがとう」と「ごめんなさい」のメールだけ・・・(>_<)
「な～んもいらんで」という言葉を真に受けて、甘えてばかり。
でも本当のところ、自分が親になってみて初めてわかるものですね。
モノなんて欲しいわけとちゃう、親にお金を使うなら自分の好きなことに使ってほしいのが親心です。
親が一番願うものは子供の幸せ。
ちょっと自慢ばなしになっちゃいますが、人知れず行なっている私の親孝行のかずかず。
心に誓って決めていることがあります。
まず、両親には愚痴も弱音も話さない。要するに余計な心配をかけない。
子供の頃から異常に自立心旺盛で、一日も早く自分の力で人生を歩みたかった私。だって、小さい頃から父親に「動物でも警戒心のない知恵のないヤツはすぐに食われる」と教え込まれてきましたから。笑 そのおかげか？自分が選んだ人生を失敗した～！と後悔したくなかった。
１人暮らしをしていた会社勤めの７年間、超節約術！で７年間で８００万貯めました！
手取り１1万ほどのお給料の時代です。結構スゴイでしょ。面白いんですよね～、課題を決めて自分を制御することが。
何より、結婚資金ぐらいは自分で貯めたかった。
でも、決して爪に火をともすような生活をしていたわけと違います。いかがわしい副業もしてませんよ～！
海外旅行も行きましたし、欲しいものも吟味して買いました。７年間風邪１つひかない健康的な食生活をしてましたし。
お金を貯めるコツ、お聞きになりたい方はお教えいたします。簡単なんですけど。
「しなきゃならないことをし、しちゃいけないことはしない」ただそれだけです。
シンプルに人生はそれだけで成り立つんとちゃうかな。
そして、人生を深く楽しんでいる様子を親に見せびらかす。これが大事。
お父さんお母さんのお蔭で生を受け、辛いことも喜びもてんこ盛りの人生を謳歌しておりま～す、ってね。
嫁いできてから１０年。前も後ろもわからず、ただただ主人に連れ添い働きずくめでした。
ただ、頑張れば必ずご褒美があるもの、売上は当初から４倍になりました。
めったに仕事のことを話しませんが、先日、父にこのことを報告したら、うるうるしながら「お父さんにとっておまえは自慢の娘や」と言ってくれました。
その言葉でやっと最高の親孝行ができたな、って思いました。母は私の健康のことを心配してか、少し複雑な表情でしたが。
子は親の鏡と言います。私を知る様々な人から「あなたのお母さんはエライね」と言われます。母がこれを聞いたらどんなにか嬉しいはずです。
スタッフの中にも決して人の悪口や不平不満を言わない子がいます。いつも朗らかで見ているだけで気持ちがよく、本当に頭が下がります。
だれもがその子をエライなあと見ている、その時点でその子はご両親に最高の親孝行をしているわけです。
「いい子に育てとかはるね、さぞご両親が立派な方なんやろね」。
子供が親にできる最高の親孝行、それは「本当の意味での精神的自立」ではないかと思いますが、皆様どう思われますでしょうか？
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