2009-01-24 Sat
皆様、こんばんは~最近、よくお金を拾います。
と言っても、10円玉とか5円玉とか、ですけどね。
数百万円がポストに放り込まれていて・・・とか、川に一万円札が大量に流れていた・・・なんて、スゴイお話もありましたよね。
そんなおっきな事件性のあるオハナシじゃないのが申し訳ないですが、そのうちおっきな金額を拾うかも!
そのときはご報告しま・・・・しますかな?ははは~
10円玉といえば、小学校1年生頃だったかな?友達3人と下校中に10円を拾いました。
まだけがれも知らずめっちゃくちゃピュアな4人のチビたち。
「どうするどうするどうする?」と話し合った結果、満場一致の即決で交番(というより田舎の小さな派出所ね)に10円玉を握りしめ、全速力で走って行きました。
ちいさな田舎町にもう何年もそこに駐在されている顔見知りのおまわりさん。
ブルドックのような顔で、子供の目には大魔王のごとく怖かった。
でも、そのおまわりさん、たったの10円に真剣に向き合ってくれました。
「報告書」らしき白い紙に、わたしたち拾得者の名前を4つ、いつ何時何分どこで拾ったか?そんなことまできっちり聞き出してくれ、それをひとつひとつ紙に書きました。
もちろんそんな経験生まれて初めてのチビッコ4人、めちゃくちゃ興奮気味だったのは言うまでもありません。
「いいことをしたなあ!」
家に帰って、両親に誉めてもらいました。
今の子供たち、10円玉の重みなどわからない子が多いんじゃないかな。
ウチに遊びに来る子の中には千円札を持っていて、お菓子を好き放題買って食べているのを見てビックリですもん。
それにしても、今から思えば、そのおまわりさん・・・素晴らしい方でしたね。
たったの10円でも大切なお金。
それを教えてくれ、何より息せき切って届けた子供たちの心を無にしないよう、子供扱いせず真剣に応えてくれました。
そんなおまわりさん・・・今もいるのかな?
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