2014-09-12 Fri
皆さま、こんにちは。少し遅い夏休みをいただきました。
行き先はシンガポール、お友だちのご夫婦と4人旅。
今回2回目ですが、1回目はかれこれ18年も前、ほぼ記憶になく。
来年、シンガポールはマレーシアから独立し50周年とのこと、まだまだ新しい国です。
目ざましい経済発展には初代首相のリー・クアンユーなくては語ることはできません。
50年もの昔、コンピューターがまだなかった時代、リー首相の頭脳はコンピューターそのものだったと語り継がれています。
多くの人種が交わるシンガポールには移民の同化対象となる優位な文化がなかったことから、リーをはじめとするシンガポール政府はシンガポール独自のアイデンティティーを創り上げる運動を行いました。
まずは世界に通用する地場企業の構築。そのために外国資本誘致による輸出志向型工業化戦略を打ち立てます。
外資系企業を担い手とするべく、税制面で他国にも劣らない優遇措置を行ったり、安価な熟練工を提供したりするなど、外資が投資・進出しやすい環境を整備。
また、桁外れの報酬で世界中の知能をシンガポールに集結させました。
ですから、シンガポールのお金持ちは月収が1000万円以上。
高級車を何台も所有する大邸宅やプライベートのビーチにクルーザーが停留する居住地には経済大国を担う成功者の暮らしが伺い知れました。
その一方で、一般国民の生活は本当にごくごく普通。
というより、真のお国事情は経済発展の裏側で早過ぎる進歩について行けない大半の国民が余裕なく生活している、
というのが実情とのことでした。
淡路島ほどの面積しかない国土に350万人もの人口、もちろん土地はとんでもなく高い。
いま物価は高騰の一途を辿り、マンションは2LDKほどの一般的な広さで5千万円以上もするそうです。
だからといって平均所得が高いのかといえば日本とそう変わらないそうです。
観光客としての立場で外から見ると良く見える国も内情を知れば、日本のような貧富の格差がさほど激しくなく、治安の良い国に暮らしていることをありがたく思います。
また、シンガポールはアジアの中心として観光立国としても成功しています。
様々な公共ライン、通信ネットワークは整備され、道にはゴミひとつ落ちていません。
タクシーも比較的安価でたくさん走っています。
とはいえ、日本人のホスピタリティーには到底かなわない、ということも体感しました。
とにかく人々があまり笑っていない、という印象を受けました。
笑顔の分量は豊かな国の象徴であると思います。
ご存知、シンボル「マーライオン」
マリーナベイサンズにお泊りしました
お部屋は広いけど普通
今回の目的のひとつ、インフィニティプールにて 爽快
ユニバーサルスタジオにも行きました
日本の約三分の一ほどの広さ 5時間もあれば廻れます
世界一おおきな水族館らしい でも沖縄や大阪とそう変わらないかも
植物園 たくさんの蘭が美しかった
20年を迎えるナイトサファリ
当館でも最近は香港や台湾からのお客さまが増えてまいりました。
観光客の立場として思うこと、いろいろありました。
でも、とりあえず「英語力」。
いつも思うんですけどね・・・がんばらないとダメですね。
スタッフたちにも若いうちにいろいろ旅行し、体験し、見聞を深めるように、とも話しております。
何はともあれ、たっぷり充電してきたのでまた元気にガンバリマス(*^^)v
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