2005-09-01 Thu
皆様こんにちは。しばらくぶりでございます。
今日から九月。やっと、やっと、九月。長い長い夏休みも終わり、ウチの子供たちも今日から新学期で元気に学校に行きました。
小さなお子様がいらっしゃるご家庭のお母様はほっとなさってるのではないでしょうか。
先日、実家に帰省させていただきました。自分の生まれ育った所っていうのは無条件でいいものですね。それに、幾つになっても甘えられる親が居るというのは本当にありがたいことと会うたびに再認識させられます。
お蔭様で日頃寂しい思いをさせている子供たちとも、目一杯遊びまわることが出来ました。いつも快く帰省させてくれます主人・父母様、社員の皆さんに心から感謝しています!!
夏休み中はありがたいことに目の回るような忙しい毎日でした。
世間がお休みのときが忙しいのは当然なんですが、これにはどうにかならないものかといつも思います。
お客様にとっても観光業界にとっても、世の中の休日が一定でないほうが、旅先での混雑や交通機関の渋滞も免れますし、需要と供給が分散化されると社会全体の景気も健全になるのではないのでしょうか?そう思われませんか??
私どもとしましてもお客様には是非平日にお泊りいただく事をお勧めいたします。なぜなら、その方がよりご満足いただけるサービスを受けていただけるからです。
お風呂もゆっくりのんびりお入りいただけますし、厨房も余裕がありますから熱い物は熱いうちに冷たいものは冷たいうちに召し上がっていただきやすくなります。何より第一に、仲居がゆっくりお客様と接することができます。
シティホテルなどとは違い和風旅館の醍醐味は仲居とのおしゃべりにあると思います。その土地の歴史や文化、旅館のこと、もろもろの世間話、旅をたっぷり楽しむには不可欠なものではないでしょうか。当館では失礼にあたらない限り地元加太や和歌山市の言葉を使ってもいいと話しております。
きちんとした言葉使いができることはもちろん基本ですが、凝り固まった会話や所作に固執するあまり、真心を入れるのを忘れた、なんて無意味ですから。
でもお客様の中にはそれに対して言葉遣いやマナーがなっていない、と思われたり実際アンケートにご不満をお書きになる方もいらっしゃいます。
ただ、総てのお客様にご満足いただく事は到底不可能ですから、すべてをお客様本位ではなく、私どもの旅館のスタイルとしてご納得いただきお客様の方でも快く受け止めるゆとりを持っていただく事も必要なのかなと思います。旅がお上手なお客様はその辺を心得ていらっしゃるように思います。
もちろんいつも謙虚な心を持ち、お詫びすべきところは誠心誠意お詫びしなければなりませんが。
とにかくお客様に喜んでいただく事が第一です。
そのためにお叱りもしっかり受け止めて一日一日を頑張って行きたいと思います。
TOP PAGE △