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女性にとっての仕事


皆様、こんにちは。蒸し暑い日々、体調を崩されてませんか?

昨日私の故郷、滋賀県に新しく女性の知事が就任なさいました。
ただただすごいなあ・・と思います。頭のよさはもちろんですが、もともと関東のお生まれなのに中学校の修学旅行で訪れた琵琶湖が忘れられず移り住んだ、とのこと。人生を自ら切り開く行動力が彼女を知事の座に押し上げたのではと感じます。
そしてなにより共感できるのは、母親であり孫もおありのおばあちゃんであること。
「もったいない」という美しい言葉の意味を知るきっと慈愛に満ちた方なんだろうとお察しいたします。

現在、少子化や子育て支援など問題となっていますが、果たして住みにくい世の中というだけで起こった事なのか私は疑問に感じます。
子供を産みたいが経済的に無理だ、育てる環境が悪いから、いろいろな理由はあるでしょうが本当にそれだけでしょうか?すべて時代のせいにしている感があるのでは?
私自身も含め今の若い夫婦はものの豊かな時代に育ちました。願えば必要最小限のものは手に入りました。そのためおそらく様々なことを我慢する能力が劣り、何かを手に入れるための努力を学ばずに来たのでしょう。
子供のために自分の楽しみを優先できない人生など考えられないというのが本当の理由ではないでしょうか。もしくは、子供1.2人が自分たちがそれなりに豊かな暮らしを想像できる範囲だということでしょう。

子沢山だった貧しい時代、親は自分が食べずとも子供に分け与えていました。
衣類は誰かからのお下がりで十分、旅行は年に1回でよかった時代です。それでも心は今よりはるかに豊かだったでしょうね。
欲しいものを我慢し、やりくり一つで食べるのに窮せず生活はできるはずが、今の若い世代はそれを時代のせいにし少子化を自ら選択しているのだと思います。
前述の知事さんはおそらく様々な時間、金銭、暮らしをやり繰りして今がおありなんですね。すごいなと感服いたします。

朝から晩まで仕事尽くめの私が言うのは甚だ矛盾していますが、私は基本的に女性というものは家庭に入ることで女性特有の能力を発揮できるものだと思います。生理的にそう出来ているのだと思います。知事さんのように素晴らしい能力をお持ちで時代や周りから選ばれた方は別として。

私が以前勤めていた会社は社員教育にとても厳しい会社でした。
まず内定をもらってから入社までの間に数字の書き方、ペン習字の練習、手紙の書き方などを一通り毎週自宅で行いました。書いたものを郵送し専門の先生によって添削されたものがまた返ってくるといった具合です。
そして、入社後1ヶ月間は様々なマナーをマニュアルに沿って徹底的に学びました。
そしてスゴイことにその会社の社長の方針というのは、「結婚退職大歓迎」というものでしたので、私も含めた女性社員は結婚のための準備をさせていただいたといっても過言ではありません。
今思えばその会社の方針は素晴らしいものであったと感謝しています。
個人を一生活レベルから育てることが結果的に会社の成長に結びついている合理的な経営方法でした。

私自身、恩返しに地域社会の中でまず若い世代とかかわりたいという思いがあります。襖の開け閉め正しく出来ますか?手紙は綺麗に正しく書けますか?
女性として人間としていろいろな若者を育む中で私自身も一緒に成長していけたら理想です。

「ひいなの湯に花嫁修業に行ってきます」

まずはこう言っていただけるように。
そのために自分自身が猛勉強しなければと思いを新たにしております。




| hiina | 16:47 | comments (x) | trackback (x) | 徒然なる思い |
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