2005-07-25 Mon
皆様こんにちは。
人間、孤独感を味わうことが多々あります。毎日毎日顔を突き合わして生活している主人にすら、一番遠い解かり得ない他人を感じることもあるくらいですから。(笑)
最近、核家族化が進み、転勤族をご主人にもつ若いお母さんが子育ての重荷を1人で背負い、頼る人など周りに無い状況で我が子を虐待する結果に至る悲しいニュースが多いですよね。そんなニュースを見聞きするたび、本当に切なくなります。手を差し伸べる人がどうして居なかったのかと悔しくなります。
かくゆう私にも3人の子供がおります。そして和歌山という土地には親戚も無くもちろん親しい友人など誰一人無く、結婚当初は郷里の両親・兄弟達や幼なじみを思い、孤独に涙したこともありました。
しかしながら、幸か不幸か嫁ぎ先がこんな商売をしていたためナーバスになって落ち込んだりしている時間などすぐにどこかに消えました。新婚旅行から帰って翌日には過酷な修行生活の始まりでしたから・・。学ぶことが次々にありそれは今も尽きません。
そんな中、日々を懸命に生きていたら子供を虐待することなどなくなるのではないかと感じます。懸命というのはがむしゃらなのではなく常に人生に楽しさを見出す心の余裕を自分に与えるという意味で、です。
心のゆとりを意識して持つことで悲観しなくなります。周りもよく見えるようになります。
話は前後しますが、ウチの子供達はある意味ネグレクトの中で育ってるようなものです(苦笑)が、子供ってたくましいですね。そして偉いですね。
子育てとは、”親が子供に育てられること”とはよく言いますが、
本当にそのとおりだと思います。私はこの小さな先生たちに日々感謝せずには居られません。子供たちを犠牲にしなければこの商売は成り立たないのですから。朝忙しく食事をさせ学校に送り出し、次に会うのは子供たちの寝顔ということもしょっちゅうです。
子供は親の背中を見て育ちます。私が忙しければワガママなど一切言わず他の楽しみを見つけて日々成長しています。たくましいものです。
人間1人で生まれ最後は1人で死んでいく・・孤独と常に背中合わせですが、どんな人でもほかの誰かを必要とし、必要とされ生きています。
私も子供たちの笑顔に励まされつつ小さな手のぬくもりに癒される日々です。
そして常に感謝の気持ちを持ちつつ前向きに生きていかなければと思うのです。
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