2007-05-02 Wed
皆様、こんにちは。
今年も行ってまいりました。コブクロファンフェスタ!良かったですよ〜!!
この和歌山市に約7,000人のコブクロファンが集まりました。凄いですね〜。
和歌山市の観光課もお手伝いしての一大イベント。それはもう、一種お祭りのような賑やかさでした。
加太観光協会でも手作りのところてんを200食ずつ2度に分けてサービスで用意いたしましたが、ものの5分ほどですべてなくなりました。ウチの大女将が前の日にせっせと作ってくれた手作りのところてんと黒蜜。コブクロファンの方々に召し上がっていただいたと思うと喜びもひとしおです。これをお読みの方の中にもおありでしょうか?お味はいかがでしたか?
さてさて、ゴールデンウィークの真っ只中、皆様いろいろとご予定をたてられていることでしょう。私どももおかげさまでたくさんのお客様をお迎えできる大変ありがたい毎日です。
私どもは古くは淡嶋神社の参拝者や釣りのお客様をお招きすることから始まった旅館ですので、ご宿泊だけでなくお昼食のみのお客様もとても多い料理旅館としてこれまでお商売をさせていただいて参りました。
今年は4月28日(土)から5月6日(日)までの長丁場。朝食の仕度、チェックアウトが終わっても次はお昼のご会食が待ち構えています。客室は20室しかない小さな旅館ですが、お客様の入り込み数は毎月約5,000人という数字からもいかにお日帰りでお気軽にお越しいただくのが多いかわかります。
こうなってくるとどうしてもスタッフに過度の負担がかかります。常に元気を振り絞って笑顔で頑張ってくれてはいますが、人間ですから心身ともに疲労が重なってくると必ず失敗を致します。
余談ですが、これはとても不思議な現象なのですが、なぜかミスが集中してしまうお客様というのがあるのです。例えば、まずフロントでチェックインがごった返してご案内がとんでもなく遅くなった、お部屋にご案内すれば冷蔵庫の中に前の方の飲みかけのペットボトルがそのまま入っていた、ダメ押しはお布団の数を間違えて敷いてしまった・・・というような具合です。もちろんその都度お詫びを申し上げるのですが、とても温和なお客様でも、それが小さな失敗であっても度重なれば不快に思われるのが当たり前ですよね。
ただ、そのときいかに誠心誠意お詫びしたかと、その他にいろいろとお話をさせていただき最終的にそれ以前よりも和やかな繋がりを得られたかで、また必ずリピートしてくださることがとても多いのです。
本当にお優しいお客様がたくさん私どもを選んで来て頂いていることに誇りをもたなければなりません。
毎日何件ものご宿泊アンケートをいただきます。始めて何年も経ちますが、今でもこわごわアンケートを覗く自分から成長しません。2.3メートル離れた場所から「どこに○が付いてるかな〜」という具合でチラッと見してから読み始めます(笑)。ほんまに内弁慶の小心者です(笑)。
けれどもお客様からいただいた生の声であるアンケートは私どもの大切な教科書として、さらなるサービスアップの参考とさせていただいております。
中には厳しいご意見もいただき、(それは自分が気づいていながら対策をとっていなかったことをズバリ指摘されたとき・・・)へこむことも度々ありますが、素直に反省し改善することでより良い旅館に確実に進化していることも感じ得ます。ありがたや、ありがたや。ですね。
昔から私どもを可愛がって下さっているお得意には常に成長しつづける姿をご覧いただきたい、感謝の気持ちをかたちで表せるように。
さあ〜て、今月は何人のお客様に満点をいただけるでしょうか。
心強いスタッフと一緒に一喜一憂しながら、こうして日々お客様をお招きできることに喜びを感じられる自分でありたいと思います。
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