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永遠の0
皆さま、こんにちは。




やっと読み終わりました。





購入後、読み始めるまで半年(笑)

読み始めたら止まらず一気に読めました。




評判どおり、素晴らしい本でした。

帯には「必ず家族に会いたくなる」と。

ん?

ワタクシ個人的には、人間の弱さ、戦争とは、命の重み、など生きるということを改めて問うた内容の印象です。



第二次世界大戦が終わってもうすぐ70年が経とうとしています。

戦争そのものを語れる年代の人々が高齢化し、少なくなってまいりました。

ワタクシ自身も戦争は何も知らないのが実状。

そしてこの本に出会っていなければずっと考えることも、意識を置く事すらなかったと思います。

平和ボケしているこの世の中、何のてらいもなく日常にこのような本を手に取れる幸せを与えて下さった百田尚樹さんに敬意を表します。



正直、読みにくくて覚えづらい戦闘機の名前や、戦地の名称や・・・女性には(ワタクシだけか?笑)すんなり入りづらい部分もありました。

ところが、書き手の凄みを感じ読みきらずにはいられませんでした。

手に取る様に緻密に描写された計り知れない凄惨な場面は、数々の参考文献から生まれ出たもの、その努力を思えばひとつの文字もこぼれ落としてはならない、という気持ちでした。


いい小説に出会ったとき、何故だか呼吸が浅くなります。

何ページか息をするのを忘れて読み進めてしまうことが多々あり(笑)、気がつけばゼーゼーハーハー言いながら読んでいます。(これもワタシだけ?笑)



ずっと信念を貫き通した主人公が、意に反し軌道を外していかなければならなかった悲しすぎる事実・・・。

これこそが戦争の無情さそのもの。

百田さんが敢えて活字にすることをしなかった熱情がそこにあったように思います。




戦争はどんなことがあっても繰り返してはならない。

あらためてそう考えさせられた一冊。

オススメです。


| hiina | 15:20 | comments (x) | trackback (x) | ぷらいべーとたいむ |
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