2009-11-29 Sun
皆さま、こんにちは。夕べ、橋田壽賀子さんの「結婚」というドラマを見ました。
ご覧になった方いらっしゃいます?
私の結婚のときはあんなドラマティックではなかったけど、というより両親の役が、片や渡哲也と高橋恵子、片や西郷輝彦と松阪慶子…絶対ありえへんし…。笑
まぁ、ドラマやしな。
私、結婚式&披露宴は「とにかく楽しもう!」と決めていました。
だから両親に贈る涙なみだの湿っぽい手紙なんかも絶対嫌だった。自分の席に並べられた料理は絶対全部食べてやる!という勢いで臨みました。笑
一般の家庭から旅館に嫁ぐのだから、のほほんとした本人はさておき私の両親は心配ばかりでした。そりゃそうか。
結納のとき(だったかな?)、滋賀の実家にお仲人さんとお義父さんが初めて挨拶に見えたときのこと。
酒好きの父はグラスを空けることなく常にお酒を満たし、酔いもかなり回ったお義父さん。
実家の父の「こんな出来の悪い娘が果たしてやっていけるかどうか…」
という言葉に
「お父さん、大丈夫です。安心してください。必ず、必ず、私が大切にしますから」
それを聞いた私は可笑しさと嬉しさとで心がとても満たされました。
“大切にする”って…お義父さんが??あははは。
でもその言葉があったからこそ、私はこのお義父さんだからやっていける、ついていこうってダメ押しの心強さをもらえましたよ。
そして実家の両親もこの言葉にどれだけ安堵したことか。
お義父さんは、そんなこと微塵も覚えてないでしょうが、一人ぼっちで嫁ぐ私の心細さを払拭してくれた、心を揺ぎ無いところに持って行ってくれた強い一言でした。
そして、その言葉についていって間違いはなかったと実感する今があります。
ありがとうございます。
肝心のプロポーズは覚えてない私が、それ以上に感動した!というお話でした。笑
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