2009-09-06 Sun
皆さま、こんばんは。明後日から中学生の長男が期末テストで、教育ママゴンと化している若おかみでございます。
いや~、親に似て優秀やから真剣に勉強させへんかったら、ほんまにヤバイんですってば~。泣泣泣
でも、ワタクシがこうやって子供のことに没頭できるのも信頼できるスタッフあってのこと、ありがたく思います。
さて、長男ではなくワタクシはというと、、、最近はお客様のお顔を以前にも増して、しっかりと見るようになった気がします。
「ご機嫌はいかがかな?」とか「楽しそうに笑っていらっしゃるな」とか。
それに飽きたらず、ついつい瞳の奥のもっと深い部分を知りたい、なんて思ってしまいます。
お客様は十人十色で生まれた場所も違えば育った環境も違い、様々な苦楽を乗り越え今ある世界で、精一杯暮らしていらっしゃる。
みんな違うのだけれども共通点がひとつだけある。
なにかというと『癒』です。
旅館というのは紛れもなくこれを求めて来る人たちばかりの集まりだということ。
つかの間の癒しに英気を養い、そしてあわただしい日常に戻っていかれる。
つかの間だからこそ一期一会を大切に心を尽くしてお迎えしたい。
お客様は映し鏡です。
打算が働けばものの見事にこちらの醜さを映し出し、逆に心を尽くせば労に報いてくださる。
これはじつはサービス業に限ったことではないのですよね。
サービス業などという小さな枠に固執せず、いかなるときも心を尽くし、「ひとりのヒト」としてお客様に向き合えたとき、自分の力で本当の働く喜びを導き出せるのだと思います。そしてそれは、イコール人生の喜びとなり、大きな「幸せ」というご褒美に形を変えます。
お蔭様でウチのスタッフはワタクシの不勉強をカバーしてくれるとても頼もしい面々ばかり。
感謝の気持ちでマネージメントしなければ罰が当たるなぁ・・・。
おかみの役目なんて、所詮スタッフのフォローくらいしか出来ないのですもんね。
スタッフの力をいかんなく発揮できるよう働く環境の整備に努めなきゃ。
それがお客様への感謝を示すのに一番近い道ですから。
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