2015-12-30 Wed
皆さま、こんにちは。年の瀬も押し迫った30日。
朝からポテチの美味しさに悶絶している場合じゃない!
緊急非常事態発生!
ボイラーで熱交換処理を行った温泉を
5階の大浴場へ運ぶためのパイプが破損で大量のお湯漏れ。
なぜ?どうして?こういうハプニングは
土日や盆正月に起こるのでしょうか。
周りからは全然動じないクールなワタクシと言われますが
動じませんが・・・困ります。
とりあえず応急処置を施しましたので
お客さまにはご迷惑をかけずにすみそうです。
不幸中の幸い、良かった。
年明け大がかりな工事になりそうです。
ロビーには若松が
館内にはお正月のお花を
年末の忘年会
長年勤めてくれていた英子さんのお疲れ様会も一緒に催しました。
御年82歳。
そんなお歳と思えないほど若々しい。
やはり仕事を持ちいつまでも体を動かしている方というのは
歳をとりません。
お義母さんからの花束贈呈。
ここで涙腺崩壊注意報発令。
何故かこういう忘年会やお疲れ様会のトリの挨拶はいつもワタクシ。
お酒がいい具合に入っているものだから
英ちゃんとの思い出がよみがえり
涙腺はいとも簡単に決壊。
思えば
まだ結婚前に初めて主人に連れられてここに来た時に
一番最初に会った仲居さんが英ちゃんでした。
その気さくでお話好きな性格で
初対面の小娘相手にたくさんたくさんお話をしてくれて
緊張を随分と和らげてもらった記憶があります。
仲居さんの仕事とは?
それを教えていただいた最初でもあるのだと思います。
プラス私の涙腺を崩壊させたのは
その日の朝、大掃除の時に久しぶりに目にした過去の予約台帳。
15年前のもの。
予約が入っていなくて真っ白の日がずっと並ぶ。
わずかに覚えているお客様のお名前。
変わらない私の字。
でも字は変わらないけど環境は180度変わった。
この時はどんな風に毎日を送っていただろう?
この日は何を考えて生きていただろう?
いろいろな思いが込み上げてきて真っ白な台帳にぽたりと涙。
頑張ってきたんだなぁ。
いろいろな試練をいただいて私自身成長を続けてこられたのも
数多くのスタッフたちが支えとなってきてくれたお蔭。
英ちゃんがお礼の挨拶で
「ここで働かせてもらって会長やママ、皆さんにもよくしてもらって本当にいい人生でした」
何のために経営しているのか?
人は何のために生きるのか?
煩雑な日々を送っているとふと疑問符にぶち当たる。
しかしこの言葉こそが原点なのだと思います。
このガラガラの予約台帳は私の人生のバイブル。
驕ることなく感謝の気持ちさえあれば人生は充分に幸せ。
そう教えてくれる文字のないバイブルです。
これからも七転び八起きで一所懸命に。
さてご夕食タイム。
笑顔で行ってまいります(*^_^*)
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