2010-01-29 Fri
皆さま、こんにちは。聞いてください、今朝食べたパン。
半分ぐらい食べたところで、裏側にへばりついていた薄い紙も一緒に食べていたことに気が付いた。(ワタシの食感おかしいんじゃないの?)
「うわっ最悪。紙まで食べちゃった。ヤギじゃあるまいし。」
一日のスタート、なのになんとなく気分が・・・ほんまにドンくさいです。

さて、ハナシ変わり。
今はインターネットでいつでもどこでも素早く情報が手に入る時代。
当館も関西国際空港から1時間圏内の好立地から、香港・台湾を中心にアジア圏からのお客様が増えてまいりました。
ほぼ100%がインターネットからのご予約です。
海外のお客様をお招きするのはとても嬉しいこと。
はるばる海外から、きっと期待に胸躍らせながらの海外旅行。
そんな大切なご旅行にこんな田舎の旅館をよくぞ見つけてくださった!本当にありがたいことと感謝感謝です。
ご期待に添えるよう頑張らなければ。
日本人の親切心、礼を尽くす温かさをもっともっと知っていただかなければ。
殆どのお客様は日本ならではの文化を存分にご堪能され、ご満足いただいてお帰りいただいていると思います。
郷に入っては郷に従えと申しますが、どれを取っても特殊で個性的な日本文化、なかなか難しいでしょう。
日本料理、大浴場(温泉)、畳敷きの和室、お作法、習慣やしきたり。
しかし、海外の方たちから見れば、日本ほど魅惑的で面白味のある国は他にないのではなかろうかと思います。
それゆえ、ご要望がない限り特別なことはせず、自然に、いつもと同じように。
日本独自の文化を直に感じていただくことこそ、旅の本質だと思うからです。
けれども、文化の違いをご満足いただけないケースが。
最近特に増えている香港や中国などからの富裕層のお客様は、大きなホテルの大きな部屋に泊まり慣れていらっしゃるのでしょう。靴を脱いでの小さな和室、しかもテレビを見て寛ぐ場所にそのあと布団を敷いて寝る、という独特の習慣に違和感があるのも仕方がありません。
海外からのお客様は気に入らなければ評価もシビアです。イエスかノー、なのです。
よほどでないと付けない、1点という辛い数字を平気で付けられます。
日本人なら誰もが持っている特有の“恩”や”あいまいさ”の美徳を、外国の方は持ち合わされていないからでしょう。
そうなるとまず評価されることにすら疑問を感じずにはいられません。
それ以前に、外国人の招致も諸手を挙げて喜んでばかりもいられないのでは?ということになります。
旅館というのは本当に難しい商売だと痛感致します。
これでいい、これが正解というのがない。
だったら、最後に信じるべきものは?
私の好きな言葉。
人は人を幸せにするために生まれてくる
いま話題の「龍馬伝」。
幼少のころは愚鈍で頭が悪かったとされる坂本龍馬、しかし倒幕の志士として今なお愛され尊敬され続けています。
「人を幸せにしたい」その思いだけで駿馬のごとく駆け抜けたから。
純粋な心というのは迷いを知りません。そして、それはとても強い。
日本人、外国人、一人一人顔が違うように性格も育った環境も違い、繰り返し巡り来る日々もまたとない違う一日の繰り返し・・・。
だったら旅館もあれこれ考えず、人の幸せだけを考え自分の思い通りにするのが断然いい。
純粋に素直に謙虚に思いのまま頑張ろう、そう思います。
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