2009-03-14 Sat
皆様、こんばんは!和歌山は昨日ボーフーハローケーホー(海外の人が聞くと日本語ってへんてこだな~と思うでしょうね・・・)が出ておりまして、今日も寒風吹きすさぶめちゃくちゃ寒い一日でした。
さて、先日の3月4日のブログの件ではいくつかご意見をいただきました。
ほとんどが「女将さん大変だったね~頑張ってね~」と熱い励ましでした。
本当にありがとうございました。ウン!ボク頑張るよ!
前回細かくすべてを書ききれなかったので、お話したく今回は2回目です。
そのお客様、実は彼のお誕生日の記念においでいただいたことが、チェックインの後わかり、お食事の際にプレゼントにシャンパンをご用意致しました。
そして、食事が終わってお部屋に戻られたあと、サプライズで料理長が自ら作ったケーキ付のデザートをお持ちしました。
お二人はそれはそれは感激し喜んでくださいました。
スタッフ一丸となったおもてなしがお客様の笑顔に変わる、われわれにとっては極上の瞬間です。
ワタクシもスタッフも、お客様との「一期一会」を心から大切にしたいといつも思い感謝しつつ仕事をしております。
「ありがとう」のひと言が聞きたくて頑張っております。
だからこそね、信じられないのです。信じたくないのです。
あんなに喜んでいらっしゃったのに・・・偶発的とはいえショックな出来事に遭われて申し訳ない思いはありますが・・・そんなに簡単に手のひらを返したように敵になっちゃうものなんですか?
“人”というものはそういうもんじゃないでしょう?
だって・・・ショックなのはお客様もでしょうが、ウチのスタッフも同じくらいショックだったのです。
何人ものスタッフが何度も何度も頭を下げました。
女性として同情もし、お話を聞いて差し上げようと努力しました。
それでもダメでした。
訴えるとまで言われました。(「間違って入られた男性をですか?」と素に戻って思わず聞きましたが・・苦笑)
その後、お客様がお帰りになって、周囲の人にどのようにお話になるかは知りません。
「うまくやったやないか!」という人もあれば、疑問や嫌悪感を抱く人もあるでしょう。
その方の評価はおのずと出てくるものです。
でも、そのときに「いい旅館やったんやけどな」という言葉が出ることを切望します。
確かに、私どもの落度でお客様に多大な不快感を与えてしまったケースは過去に何度もあります。
そんなときは、まがいのない悔恨の大粒の涙がこぼれます。
でもね。今回の件は溜め息が山ほど出ました。
“人”に希望を持たないと、この商売はできませんから。
限界があるんだということを感じさせないでいただきたいのです。
TOP PAGE △