元湯椿楼::2008年05月31日

当館にとって今日は記念すべき（？）大晦日に当たります。？？？なんの事かとお思いでしょう(^^)　当館は何故か5月末決算。という事で今日が年度末（＝大晦日）明日からが新年度（＝元旦）となる訳なのです。取り入ってだから何？って事もないですがまぁ一応区切りと言うことで・・・。

当館の創業は明治35年。僕にとってひいひいおじいちゃん（？）が開業者となります。おじいちゃんの頃に株式会社となり今日で26期が終わり明日から27期が始まります。僕が本格的に経営を任されたのが20期になるのでこれで6度目の決算を迎えた事になります。数えて106年分の6期です。そう考えると伝統って凄いですね・・・自分で言うのもなんですが(^^;

成績の方はと言いますと・・・ようやく前期から少しは売上を上り調子にもってもってこれたでしょうか。これも一重に沢山の旅館の中から当館をお選び頂いた本当に沢山のお客様、それに家族を始め従業員スタッフのみんな、仕入先・融資先等関係各社の方々のお陰と思っております。この場を借りまして御礼申し上げます。本当に有難う御座いますm(__)m

今の僕の夢。それは数十年後息子が自分もやりたい！と思えるような旅館を創り椿楼を息子に引き継ぐこと。その為にはお客様に喜んで頂ける旅館、働くみんなが誇りに思える旅館、関係各社に安心して取引してもらえる旅館作りをせねばと思っております。

これからも微力ながら尽力していきますのでどうぞ宜しくお願い致します。

余談ですが当館が創業した1902年。一体どんなことがあったんだろうと調べてみました。政治的には日英同盟に三国同盟、義和団事件など教科書で見覚えのあるような事が起こっています。伊藤博文や西太后なんかもこの時代のようですね。ん～その頃の椿楼は一体どんな感じだったんでしょう？？？興味が湧いてきました(^^)