元湯 椿楼

チェックアウト後10時過ぎから電信柱の立替工事に伴い停電になりました。


予定では10時から13時ごろまでという事でしたが、得てしてこういった工事の場合若干の余裕を見て行う事が多くまぁ12時頃には終わるかななんてタカをくくっていましたが蓋を開けると今回はみっちり13時半まで作業がかかりました。久しぶりの3時間半にも及ぶ停電＝電気のない原始的な生活の時間です。

停電と言う事は勿論ボイラー施設もSTOPしますのでお風呂も徐々に冷めてきて入れなくなります。当然テレビやエレベーターもSTOP。今日は一組の滞在されるお客様がいらっしゃったので少々気がかりでしたがお声を掛けると部屋でのんびりしているとの事でした。

いつも思う事ですが停電になるとホント普段では感じられない静寂さを味わう事が出来ます。個人的にはこの静寂さは嫌いではありません。同時に改めて日常に欠かせない存在になった電気、ひいてはエネルギーの大切さを思い知らされる瞬間でもあります。「昔はこんな生活だったんだなぁ」なんて少々感傷に浸ることもしばしば。

世間では重油の高騰が続きその事が大きな社会問題（？）に発展しています。ホント生活のあらゆる物に関係してきますもんね。どのエネルギー資源も当然有限のものばかりだと思います。大事に大切に使っていかなくてはいけないものだと痛感させられます。

そんな中もう一人停電を喜んでいる者が一人。そう我が息子です。正確には停電と言うよりも目の前で沢山の工事車両が行き来したり作業しているのをみて大興奮です。特殊車両が大好きな息子にとってホント楽しい時間だったんでしょうね。窓から顔を出しては「オーライ、オーライ」なんて大声で叫んでいました。作業の邪魔にならなかった事を祈ります(^^;