2007-10-22 Mon
当館の創業は明治35年(1902年)です。皆様に支えられお陰様で5年前に一区切りの100年を迎えられました。初代から脈々と受け継がれている伝統の重みを肌で感じる今日この頃。私も1ランナーとして無事次の世代に受け継ぐ事が出来ればと日々自分なりに頑張っています・・・はずです(^^;フロントより階段を上がった9階スペースに「椿楼の歩み」と題した展示コーナーが御座います。階段を上ると直ぐに大きなガラス張りのケースに昔からの写真がいくつか展示されたものが目に付きます。
明治時代のもの、大正時代のもの、それに昭和時代のもの・・・。平成とあわせて4つの時代の変遷を感じる事が出来ます。昭和の名横綱・千代の山関との記念写真なんかもありますよ。見るたび昔の建物の素晴らしさなんかも感じる事が出来ます。
更に先に進むと他にも昔実際に使用していた火鉢や漆器類・食器類なんかも展示しています。
火鉢なんかは最近見る事もなくなってきたので特にお客様には喜ばれています。実際に使っていたものばかりですので色取り取りのものがホント沢山あるんですよ。これらは20年程前の大改装の時に倉庫に埋もれさせてしまうのも勿体無いという事と新しくなってもいつまでも椿楼の歩んできた道、大きく言えば日本の歩んできた道を思い出してもらおうと作ったコーナーです。お越しの際は是非そんなコーナーにも立ち寄って見てください。なんとなく懐かしさが込み上げてきますよ♪
そういえば昨年田辺の南方熊楠顕彰館の方々がお越しになり、熊楠さんの日記に当館に関する記述があったと後日沢山の方々を引き連れてお越しくださいました。南方熊楠といえば当地方の三大偉人の一人。僕も書籍や文献などで知ってはいましたがそんな方とも関わりがあったんだと歴史の重みを感じたものでした。いつまでも皆様に愛される存在であり続けたいと思います。
| tubakiro | 14:27 | comments (x) | trackback (x) | 若(?)の気まぐれ日記 |
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